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オイル・フィルター交換
メンテナンスの最も基本的な部分です。エンジンオイルを交換する方は多いのですが、その他のオイルも非常に重要です。交換せずとも使用が出来るので先延ばしにしがちですが、先々機械の寿命に大きく影響します。特に、建設機械は全て油圧で制御しています。細かなスラッ ジなどが発生してくると、油圧作動油に混じってほぼ全ての機器に影響を与えます。定期的なフィル ター交換やオイルの入れ替えを行うことで、それらを未然に防ぐことが出来ます。
エンジン始動不良対応
様々な原因が考えられる修理です。一年中発生する修理ではありますが、特に冬場によく発生し ます。バッテリー劣化・配線不良などの簡易的なものから、セルモーター・リレー等の電装不良、燃料の詰り・ホース劣化に伴うエア噛みなどの原因が多く、ほとんどが出張現場で対応可能です。小型のエンジンであれば、圧縮不良によるオーバーホールまで幅広く対応し ています。
油漏れ対応
油圧ホースの破損による油漏れはもちろん、エルボ・Oリングなどの接続部の不良交換、シリンダー やスイベルジョイントのシール不良に伴うオーバーホールも実施しています。過酷な状況で使用して いると、どうしても発生してくる修理ではありますが、特にホース類はオイルクーラーを適切な状態にし ておかないと、破損が頻発するケースがあります。
水漏れ・オーバーヒート
冷却水不足、ベルトの緩みなどの簡易的なものから、エンジンのヘッドガスケット不良まで、幅広く対 応しています。ほとんどがラジエター本体の詰りやホース破損による水漏れが原因です。基本的には 出張現場で対応可能な事が多いですが、ラジエター本体を専門業者様で再生していただく為、修 理完了まで数日いただいております。放置した場合、エンジンブローなどの重大な故障に繋がるトラ ブルですので、すぐに修理をお勧めします。
クローラー等の足回りトラブル
現場でのクローラー取付はお任せください。緊急性が高いゴムクローラーの破断に関しては、最も近 場で在庫してあるものを引き取りに行くなどし、出来るだけ迅速に対応するように心がけております。 頻繁にクローラーが外れるようですと、クローラー本体はもちろん、スプロケット・フロントアイドラー・リコ イルシリンダーの不良が考えられます。どうしても高額になりがちな修理ですが、肝心の時に走行で きないなど影響が大きい為、気になった際はすぐに対応する事をお勧めしています。
バケット・他接続部のガタ取り
機械を⾧く使用すると、バケットピンなどの接続部に隙間が出来てきます。少しであればスペーサー シムの調整で対応可能ですが、摩耗が進むと、摩耗したピン・ブッシュを交換する必要があります。 そのまま使用を継続すると、ピンが折れたり、最悪の場合、アームやシリンダーが破損して高額な修 理になってしまう事がある為、摩耗が酷くなる前に対応が必要です。ガタが無くなると、作業時の騒 音の低減・操作性の向上が見込めます。
アタッチメント修理
バケットやフォーククローなど、アタッチメントの摩耗した部分を切り替えて作業性を保ちます。また、 歪みや亀裂が入った部分を補修したり、機械の使用環境を考慮して追加補強を入れたりしていま す。現場によって様々な使い方をする部分ですので、ご希望があれば対応可能な範囲で改造を 行ったりしています。